ジェイ不動産投信

(3)ジェイ不動産投信
この不動産ファンドはある意味では日本で最初の不動産ファンドといえます。98年12月に施行された改正「投信法」で目玉とされていた「会社型」の証券投資信託は「投資法人」の設立を可能にしました。しかし、不動産に直接的に投資することを想定していなかったため不具合が多く、しかも不動産市場が凍ったままであったため、大手の証券会社や不動産会社は見向きもしませんでした。それにあえて挑戦したのがジェイ不動産投信でした。その結果、最終的な募集額は12lt6,080万円と不動産フアンドとしては小規模なものとなり、運用する資産の幅が狭くなってしまったことは否めません。このジェイ不動産投信はSPCが発行するデット型およびエクイテイ型の証券を購入して、それを運用資産とする不動産ファンドです。投資主証券で募集した金額と借入金で調達した資金で不動産証券化商品を運用していると言い換えてもよいと思います。前述した安田生命の不動産ファンドとほぼ同じ形式を採りますが、ジェイ不動産投信は公募や「クローズドエンド型」であることが大きな相違点となっています。

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